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MEDIA インバウンドマーケティング総合研究所

30枚の写真で集客効果を最大化!飲食店向け訪日インバウンド集客MEO超入門

【目次】

そもそもMEOとは?飲食店が押さえるべき基本とその本質

MEO(Map Engine Optimization)は、現代の飲食店経営における極めて重要なキーワードです。MEOは「マップ検索エンジン最適化」という意味で、主にGoogleマップなど地図サービスで店舗情報の検索順位を高めるための施策をいいます。特に飲食店のように「今、どこで食事をしようか」と現在地周辺で探す行動が多い業態では、MEO対策をきちんと行うことが集客に直結します。
昨今は、地図アプリの普及やスマートフォンの進化によって、消費者は「〇〇駅近くで美味しい和食」「夜遅くまで営業しているカフェ」など、具体的な地域やニーズを検索キーワードとして入力することが当たり前になりました。その結果のトップに表示されるか否かは、現代の飲食店の命運を左右するといっても過言ではありません。
特にMEOにおける評価が★4.2以上または投稿されたレビュー数が平均66件以上になると、より多くの集客が見込めるとされています。

飲食店とMEOの不可分な関係 ― なぜ極めて重要なのか

スマートフォンが常時ポケットに入り、SNSや検索エンジンを通じてリアルタイムで情報を得ることが当たり前になり、消費者の行動は大きく変化しました。実際に多くの人が「今すぐ食べたい」「このエリアでおすすめのカフェは?」といった“今この瞬間”のニーズをスマホで検索し、そのまま地図アプリの経路案内を使って来店します。
飲食店にとってMEOが重要な理由を、もう一歩踏み込んで解説します。
従来であればポータルサイトや口コミサイト、あるいは公式ホームページ経由で店を選ぶ流れが主流でした。しかし最近は5人に1人がGoogleマップ上で直接ローカル検索を行っており、

  • 地図アプリに表示される
  • すぐレビューが見られる
  • 現在地からアクセスできる

といった即自的なニーズを満たせるかどうかが集客の効果を大きく左右します。
SEO(検索エンジン最適化)がWeb全体の検索流入を狙うのに対し、MEOはローカルかつリアルタイムの来店意欲を捉えます。中小規模のローカル店舗でも充分に上位表示を狙える柔軟性があることから、飲食店には欠かせない集客施策といえるでしょう。

GoogleMap+αでより高い集客効果が期待できる

GoogleマップのMEOにだけ対応していれば集客施策は十分ではありません。食べログやTripAdvisor、RED(小紅書)といったグルメサイト・トラベルサイトも併用すると、さらに集客効果を高められます。
特に食べログは和食の店舗を検索するのに使用する外国人観光客が多いので、和食店は食べログにも積極的に情報を掲載するなど顧客がアクセスできる情報のチャンネルを増やすことも、集客効果を高めるのに役立ちます。

飲食店が実践すべきMEOの基本施策 ― “徹底的にやるべきこと”

飲食店がMEOで成果を出すには、「Googleビジネスプロフィール」を最大限活用しましょう。これはGoogle検索やGoogleマップ上に表示される「公式店舗情報」を一元管理できる無料ツールで、ここで徹底的に基本情報や写真、投稿、サービス内容を登録・整備することでMEOで成果が出やすくなります。
特に重要なのはNAP情報(Name:店名、Address:住所、Phone:電話番号)の統一です。WebサイトやSNS、その他の地図サービスや予約サイトも含め、「店舗名」「住所」「電話番号」が一字一句違わぬように完全一致していることは、MEOで上位表示を狙う際の基本です。ささいな表記揺れやスペースの有無、略称や全角半角の違いもGoogleは見逃さないので、気を配りましょう。
そのうえで、次のことを心がけてみましょう。

  • 正確な営業時間管理
    例えば通常営業・定休日・祝日・臨時休業・特別営業日など、どんな小さな変更でもGoogleビジネスプロフィールに即座に反映しましょう。ユーザーは検索結果で「今営業中」か「閉店後」かを重視して来店判断をします。
  • カテゴリの最適化
    単に「レストラン」「カフェ」だけではなく、「イタリアン」「蕎麦屋」「ベーカリー」「ベトナム料理」など、ジャンルを細分化して登録することが大切です。具体的な業態が合致することで、関連検索キーワードでの表示可能性が急増します。
  • 写真・動画の充実
    料理やメニュー、ドリンク、外観、内観、スタッフなど、ユーザーが知りたい要素を高品質なビジュアルで伝えましょう。季節感やイベントメニューも反映し、多様な写真で“お店の世界観”を表現してください。動画の活用も効果があります。
  • サービス情報の網羅
    予約方法、個室や座敷の有無、バリアフリー対応、Wi-Fi・電源スポット、テイクアウト/デリバリー可否、利用可能な支払い手段(クレジットカード・電子マネーなど)、ペット可否、子供連れ歓迎など、ユーザーの知りたい情報を余すことなく記載しましょう。
  • 口コミの収集と活用
    来店したお客様に積極的に口コミ投稿をお願いしましょう。口コミが増えれば増えるほど店舗の信頼度がアップします。なお、星の数だけでなく内容もGoogleは重視するので、できるだけ良い評価の口コミを集めることが重要です。
  • 口コミへの対応
    良い口コミには感謝を、悪い口コミにも真摯に耳を傾け、丁寧な返信で具体的な改善策を伝えましょう。これは他のユーザーからの信頼向上にもつながります。
  • 定期的な情報発信
    新メニュー案内、イベント情報、季節限定サービスなどは「投稿」機能を使ってタイムリーに発信。Googleに「アクティブに運営されているお店」と評価され、上位表示の追い風になります。

このような基本対応を地道に続けることこそが飲食店のMEO成功への第一歩です。MEOは1日で完了するものではありません。日々の積み重ねこそが着実な集客増加をもたらします。

インバウンド集客でMEOが果たす決定的役割【2025年最新版】

MEOはインバウンド客の「店舗候補の発見」「信頼できる情報取得」「スムーズな来店」という一連の体験をシームレスにサポートし、他の集客手法と比べても費用対効果が高いのが大きなメリットです。
2025年の訪日外国人(インバウンド)マーケティングにおいて、MEOの重要性はかつてないほど高まっています。
ここからは、インバウンド集客でMEOが果たす役割を解説します。

1. もはや必需品 ― スマホと地図アプリで「今現在」を探す時代

外国人観光客はガイドブックだけでなく、旅先での飲食店舗探しや目的地確認、交通情報収集まですべてスマートフォンで完結させています。その中心にあるのがGoogleマップで、言語や文化の壁を超えて、最も直感的かつ信頼できる情報源として選ばれています。
Googleマップで店舗が上位に表示されていれば、そのまま「今、現在進行形でお店や施設を探している外国人観光客」に強烈なアピールが可能です。

2. ローカル検索が持つ圧倒的集客パワー

言語障害や情報不足のため、訪日客は「今いる場所」や「この観光地の近所」の店舗をローカル検索する傾向にあります。
「Ramen near me」「Sushi restaurant Shibuya」など、現在地や観光地名を組み合わせた検索フレーズが多用されるため、MEO対策が万全であれば、こうしたニーズにピンポイントで応えられ、競合店に大きな差をつけられます

3. 多言語対応のハードルが低い ― Googleビジネスプロフィールの優位性

Googleビジネスプロフィールにきちんと情報を入力しておけば、言語設定に応じて自動翻訳され、どの国の人にもお店の最新情報が伝わります。
UIラベルやレビューなどの情報が、英語・中国語・韓国語など主要言語で簡単に表示されます。管理画面から言語を追加すれば説明文やメニューも多言語で表示が可能なので、そちらも活用しましょう。
ただし、機械翻訳には限界があります。寿司の「軍艦」を「Warship」と翻訳する可能性もゼロではないので、必要に応じてオーナー側でメニューを登録するなど、正確な情報が提供できるよう努めてください。

4. グローバルな口コミが信頼を生む ― レビューの重要性

Googleマップの口コミは観光客に非常に信頼されています。トリップアドバイザーや大手口コミサイトよりも「地図アプリ上で直近の来店客が書いた生の声」のほうが大きな影響力があります。
口コミでは店舗からの返信も重視されます。多言語でていねいな返信が行なわれていること、またポジティブな口コミが多いことは新たな来店動機となり得ます。
人の心理として、ポジティブな口コミがたくさん寄せられている店舗ほど「人気=安心」の印象を持ちやすいのは言うまでもありません。

5. 移動から来店まで“ワンストップ” ― シームレスな経路誘導

訪日外国人にとって複雑な都市交通や土地勘の無さは来店の大きな障壁です。しかしGoogleマップ上でMEO最適化されたお店なら、目的地の特定から経路案内までワンストップで案内できます。
MEOの優れている点は、外国人観光客の「道に迷う」「現地で困る」リスクを大幅に低下させられる点です。スムーズに来店できる店舗は、来店のハードルが大幅に下がることはいうまでもありません。

MEOを制する“写真”徹底ガイド!効果的なビジュアルコンテンツ5つの極意

MEOにおいて、顧客が店舗を選ぶ大きなきっかけは「写真や動画」と言っても過言ではありません。どんな秀逸な説明文やキャンペーンより、「今」検索しているユーザーの心を一瞬で掴み、来店まで導くのが写真です。
MEO対策を行う場合、最低20~30枚の写真を掲載するのが望ましいとされています。60枚以上の写真を掲載すると競合平均よりも上位に表示されやすくなり、100枚を超えると安定して上位表示が獲得できるでしょう。
したがって、まずは30枚の写真を掲載することを目標に素材を用意しましょう。
以下で、飲食店がMEOで絶対に押さえたい写真活用のポイントを5つ解説します。

1. 高品質かつ明るい写真であることが絶対条件

スマホでも一眼レフでも、ピントが合っていて暗すぎない、清潔感の伝わる写真を厳選しましょう。「なんとなく撮った」「ブレている」「バックが乱雑で汚い」といった写真は絶対に掲載すべきではありません。料理の美味しさが伝わる湯気やツヤ、本来の色合いを重視し、店内の明るさ・清潔感を強調した写真を用意しましょう。

2. 外観写真を複数用意

昼夜や季節、晴・雨など様々なタイミングで外観を撮影するのも大切です。エントランスをわかりやすく、看板やロゴマーク、目印となる建物も含めて撮りましょう。
訪日客・初来店の人にとって「この建物か」と一目で分かる外観写真は、迷わせないために不可欠です。

3. 「美味しそう!」を直感で伝えるシズル感ある料理写真

看板メニュー、人気の料理、季節限定品など「食べたい!」と思わせる写真を多めに掲載しましょう。照明や盛り付けにこだわり、彩りやボリューム、湯気や照りなどを強調するのが撮影時のポイントです。
メニュー全体のバリエーションも分かるよう、盛り合わせやテーブル上の集合写真も顧客の来店意欲を高めます。

4. 店内の雰囲気・レイアウト・清潔感が一目で分かる写真群

カウンター席やテーブル席、個室、座敷、貸切スペースなど、店内の多様な席タイプを分かりやすく撮影しましょう。全体が一望できる広角写真や、雰囲気の違いが伝わる空間ごとの写真を用意できればベストです。清掃の行き届いた状態で撮影し、利用シーンのイメージが湧くようにするのが大切です。

5. スタッフ写真で“人の温もり”を演出

スタッフの優しさやフレンドリーな雰囲気は、インバウンド客や初来店客の不安を和らげる最強ツールです。笑顔で接客する様子や、調理中の真剣な表情を撮影することで、「ここなら安心」と思ってもらえます。写真に人が入るだけで、店舗全体の温かさや親しみやすさが増し、来店意欲が高まります。

MEOに載せてはいけない!逆効果な写真5選 ― その理由と失敗事例

せっかくMEOを頑張っても、逆効果となる写真を掲載してしまうとお客様の信頼どころか集客数も大きくダウンしてしまいます。絶対に避けたい写真の例を5つ挙げます。

  • 低画質・ピンぼけ・暗すぎるNG写真
    現代のスマホカメラは高性能です。にも関わらず、ぼやけた写真や光量不足で暗い、粗すぎる画像をアップしてしまうと「店側が気配りできていない=お店自体の質が低い」と見なされてしまいます。
    料理の美味しさも店舗の清潔感も伝わらず、ユーザーの来店意欲を一瞬で削ぐので注意しましょう。
  • 古すぎる写真(閉店・メニュー変更・スタッフ変更など)
    閉店した店舗の写真や、今はもう無いメニュー、退職したスタッフの画像……こうした情報の古い写真は混乱や不信を生みます。「写真と違う」「実際は営業していなかった」など、クレームや悪い口コミに直結するので掲載しないようにしましょう。
  • 店舗と無関係な写真
    観光で撮った風景や、お店と関係ない私物写真などは一切掲載すべきではありません。Googleビジネスプロフィールは「お店を知ってもらう場」です。無関係な写真は「プロ意識がない」「整理できていない」印象を与えてしまいます。
  • 著作権侵害・他社のロゴ入り写真
    他の会社のロゴやマスコットキャラクター、広告などが映り込んでいる写真や、未許可でネットからダウンロードした写真は絶対に使ってはいけません。重大な法的トラブルや信頼損失につながります。
  • 不衛生・清潔感の欠如が分かる写真
    汚れたテーブル・皿や食べ残しが写った写真、掃除が行き届いていない店内などは致命的です。特に飲食店では「汚い」「衛生的でない」は最悪の印象を残します。現代のユーザーはこうしたポイントに非常に敏感です。

訪日客を魅了する!写真の選び方&撮影ノウハウ超・具体例10選

MEOで訪日外国人観光客を取り込むには、言葉ではなく写真でお店の魅力を最大限に伝えることが重要です。写真をストーリー性・バリエーション豊かに撮り分けて掲載すれば、訪日客の心を一瞬で掴み、安心感や日本らしさ、特別な体験をイメージしてもらえます。
ここでは、Googleビジネスプロフィールや地図アプリに最適な写真の「選び方・撮り方」の超具体例を10パターンご紹介します。

  • 店舗外観(昼夜2パターン)
    昼と夜、異なるシチュエーションで外観を撮影しましょう。建物全体が見え、看板や入り口がハッキリ分かる写真が望ましいです。訪日客は土地勘がないので、目印になる建物や案内看板、店舗前の道路もセットで写してください。
  • 店内全体・雰囲気写真
    広角レンズやパノラマ機能で席の配置や広さが分かる写真を撮影しましょう。
    店内の照明や装飾、BGMの雰囲気まで伝わるように撮影するのがポイントです。個室があれば、その写真も話ずれずに撮影しておいてください。
  • 一押し料理(シズル感強調)
    湯気や照り、鮮やかな彩り、肉のジューシーさや寿司ネタのきらめきなど、五感に訴えるような料理のシズル感を写真にしましょう。引きで撮影するよりも、アップで撮影する方がシズル感を強調しやすいです。「おいしそう!」と思ってもらえる写真を撮りましょう。
  • 定番・人気メニューの盛り合わせ
    複数メニューをテーブルに並べ、華やかさやボリューム感が一目で分かる集合写真を用意しましょう。取り皿や箸、ドリンクも一緒に撮ることで、食事シーンがイメージしやすくなります。
  • 魅力的なドリンク写真
    日本酒や焼酎、抹茶、クラフトビール、カラフルなカクテルなどはグラスやジョッキに注ぎ、結露や氷の透明感も意識して撮影しましょう。日本ならではの体験要素としても好評です。
  • スタッフの笑顔写真
    複数人での集合写真や仕事中の自然な笑顔、お客様と会話する様子などを写真に残しましょう。スタッフの生き生きとした様子は、親しみやすさや温もりを強調します。
  • 調理シーン(ライブ感)
    寿司職人の手さばきや鉄板焼きの炎、ラーメンの盛り付けなど、動きのある写真はライブ感が伝わり、職人技をアピールできます。安全面に配慮して撮影しましょう。
  • 和食器や小物のクローズアップ
    日本ならではの箸置き、器、グラス、ランチョンマットなどの細部をクローズアップするのも効果的です。細やかな心遣いや日本文化へのこだわりを訴求できます。
  • 決済方法の掲示や端末
    クレジットカード、QR決済、電子マネーなどのロゴや端末写真を掲示しましょう。インバウンド客はキャッシュレス対応か事前に知りたい人が多いので重要です。
  • お店から見える景色や周辺ランドマーク
    窓からの眺めや観光名所、店舗の近隣にある特徴的な建物なども撮影しましょう。観光ルートとの組み合わせや特別感の演出になります。

写真以外でやるべきMEO対策 ― 飲食店が“勝つ”ためのチェックリスト

もちろん、MEOの本領は写真だけではありません。基本情報の最適化、口コミ施策、定期的な情報発信の三本柱も必須です。

  • NAP情報の完全統一
    店名、住所、電話番号を各SNSやグルメポータル、地図サービス、予約サイト等々、あらゆる場所で全く同じ表記で統一しましょう。何気ない全角半角の違いや「-」(ハイフン)の有無もGoogleの検索結果に影響します。
  • カテゴリ選択と説明文の最適化
    Googleビジネスプロフィールで「主カテゴリ」「サブカテゴリ」をできる限り詳細に入力しましょう(例:レストラン→イタリアン→トラットリア)。店舗の特徴やオリジナル要素、ターゲット層も説明文にキーワードを盛り込むと良いです。
  • 最新・詳細なサービス情報
    営業時間・定休日・支払い方法・予約可否・テイクアウト/デリバリー可否・車いす対応・Wi-Fi/コンセント・子供連れ歓迎の有無など、全て最新情報に更新しましょう。訪日客のためにも英語等での併記も有効です。
  • 質の高い口コミ獲得&返信
    口コミ促進には、QRコード付きPOPやスタッフの声かけが効果的です。写真付きのレビューの場合、CTRが3%から6%に倍増したというデータもあります。ぜひ積極的に声かけをして、レビューを登校してもらいましょう。
    レビューが投稿されたら、良いレビューには感謝、悪い内容には具体的な改善を真摯に返信することも大切です。自動翻訳ツールを利用してもかまわないので、多言語での対応を心がけましょう。
  • 「投稿」機能で定期的な発信
    新メニューやキャンペーン、イベント情報などを週1回以上の頻度で投稿しましょう。検索キーワードや地域名をうまく盛り込み、写真付きで発信することが大切です。

なお、2025年から動画本人確認やストリクトな名称ポリシーといったガイドラインが更新されています。「Googleメニュー」といった新機能や、属性に「LGBTQ+フレンドリー」が加わるアップデートも行われているので、常に最新の情報を得るようアンテナを張りましょう。

都内飲食店で実証!写真戦略でインバウンド客倍増のリアル事例

東京都内にある小規模居酒屋Aは、かつては日本人常連が中心で、インバウンド客は月に数組だけ。そこでGoogleビジネスプロフィールを徹底見直し、特に写真強化プロジェクトをスタートしました。以下、実際に行った主な施策です。

  • プロカメラマンによる本格料理撮影
    看板料理の盛り合わせや日本酒ラインナップを「和」の美しさやシズル感を最大限に活かして撮影。日本の伝統器もアピールでき、外国人が「まさに日本!」と感じるビジュアルを用意しました。
  • 多様な店内/外観写真
    昼夜の外観、カウンターや個室、のれん・提灯などの和風アイテム、スタッフの笑顔写真も充実させ、活気や居心地の良さを強調しました。
  • 訪日客が迷わない工夫
    昼夜2パターンの外観やお店前の目印となる建物も撮影して更新。Googleストリートビューの情報が古い場合でも、補足写真でしっかり補いました。

こうした写真を大量にGoogleビジネスプロフィールへ投稿したところ、地図上での検索表示数が跳ね上がり、「Sushi near me」など英語ローカル検索で常に上位表示されるようになりました。
結果、「写真が美味しそうで来た」「雰囲気が良さそう」といった外国人観光客が急増し、外国人の来店比率は半年で2倍以上に伸びました。写真が言葉の壁を超えた来店動機となることを証明した成功事例です。

まとめ ― 飲食店MEOは“本気の写真戦略”×基本対策の積み重ねで勝つ

飲食店が現代の集客競争で勝ち抜くには、MEO(マップ検索エンジン最適化)の基礎を正しく理解し、日々コツコツと実践することが不可欠です。特に写真のクオリティは、来店決定や信頼構築を大きく左右します。最適化されたGoogleビジネスプロフィールと高品質なビジュアル、正確な基本情報・口コミ施策・情報発信が三位一体となって初めて“圧倒的な集客力”へとつながります。
Googleビジネスプロフィールは「一元的な店頭広告」です。常に最新・正確に保つよう心がけましょう。
また、写真は「お店の世界観・信頼・体験価値」を一瞬で伝える最強のツールです。プロレベルの品質で多角的に撮影してください。
これらに比べて口コミ・投稿・店舗情報の定期的な更新も不可欠です。
インバウンド施策もMEO対応なら手間なく通常業務と同時並行で実現できます。
地道な積み重ねこそが、地元の常連から世界中の観光客まで幅広くリピートされる“人気店”化への王道です。MEOの徹底活用で、飲食店は次の集客ステージへ進化しましょう。

インバウンド対策は我々にお任せください!

私たち、インバウンドマーケティングジャパンは、
訪日外国人観光客の集客支援に”とんでもなく”特化。

多言語対応のMEOやGoogle広告を活用したデジタルマーケティングの知見を生かし、訪日客の集客や来店促進、海外向けSNSの構築・運用、店舗のインバウンド対応まで、総合的な支援サービスを行っています。
「対策を進めたいが、どこから手をつけていいか分からない」とお困りですか?当社では、企業や店舗様の課題と目標に合わせた最適なプランをご提案いたします。無料での相談も受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

  • 急増するインバウンド需要に対し、MEO・SNS・広告・OTA運用まで網羅するワンストップ支援で対応。
  • 多言語MEO・口コミサイト運用に特化し、独自ツールと専門的なノウハウで成果を追求。
  • 各種プラットフォームをデータに基づき最適化し、認知度向上から来店促進まで具体的な成果を実現。
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  • 「旅マエから旅アトまで」顧客の全行程を分析し、個々の課題に合わせた最適なマーケティングを実行。
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