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MEDIA インバウンドマーケティング総合研究所

【2025年最新版】日本のインバウンド集客を成功させる専門エージェンシーリスト

【目次】

なぜ今、インバウンド集客に専門エージェンシーの支援が必要なのか?

コロナ禍を経て、インバウンド市場は急速な回復を見せていますが、成功には専門知識が不可欠です。なぜなら、SNSの普及により旅行者の情報収集源は多様化し、ニーズも細分化しているからです。たとえば、欧米圏の富裕層は体験重視、アジア圏の若年層はトレンドに敏感など、国・地域によって求めるものが全く異なります。
ターゲット層の言語や文化背景を理解した上で、響く情報発信を行うには、一般的な広告代理店では対応しきれないケースが増えています。その点、専門エージェンシーは、多言語対応はもちろんのこと、各国のOTA(オンライン旅行会社)やSNSでのプロモーション戦略、現地のインフルエンサー活用など、インバウンド特有のノウハウを豊富に持っているため、より効果の高い情報発信が可能です。
インバウンド集客を成功させるには、観光客を誘致するだけでなく、来日後の消費行動を促すための施策や、再訪に繋がるような体験設計など、多角的な視点での戦略立案が求められます。法改正やビザ要件の変更など、インバウンドを取り巻く環境は常に変化しており、これに迅速に対応するためにも専門家の知見が不可欠です。自社だけで全てを賄うのは非効率であり、専門エージェンシーの活用は、効果的かつ効率的なインバウンド集客を実現するための最善策と言えるでしょう。

インバウンド集客に強いエージェンシーを選ぶポイント

インバウンド市場の急速な回復と多様化する旅行者のニーズに対応するためには、適切な専門エージェンシー選びが成功の鍵となります。しかし、数多く存在するエージェンシーの中から、自社に最適なパートナーを見つけるのは容易ではありません。ここでは、インバウンド集客に強いエージェンシーを選ぶ際に注目すべきポイントを具体的に解説します。

1. 豊富な実績と専門知識

最も重要なのは、インバウンド集客における豊富な実績と深い専門知識です。単に多言語対応ができるだけでなく、以下の点を確認しましょう。

  • 具体的な成功事例
    どのような業種・規模のクライアントに対し、どのような課題解決を行い、どのような成果(例:訪日客数増加、売上向上、SNSエンゲージメント向上など)を上げたのかを具体的に確認しましょう。特に、自社の業種やターゲット層に近い事例があれば、より信頼できます。
  • 各国の市場動向への理解
    特定の国・地域に特化しているか、あるいは複数の国・地域に対応できるか。それぞれの国の文化、習慣、旅行トレンド、情報収集源、消費行動などを深く理解しているかを確認しましょう。例えば、欧米圏とアジア圏ではアプローチ方法が大きく異なります。
  • 最新の法規制・動向への対応
    観光関連の法改正やビザ要件の変更、国際情勢の変化など、インバウンドを取り巻く環境は常に変動しています。これらの最新情報を常に把握し、迅速に対応できる体制が整っているかを確認しましょう。

2. 多様なプロモーションチャネルと施策の提案力

インバウンド集客は、単一のチャネルで成功するものではありません。多角的なアプローチを提案できるエージェンシーを選びましょう。

  • オンライン・オフライン両面での戦略
    • オンライン
      各国の主要なOTA(Online Travel Agency)、SNS(Facebook, Instagram, TikTok, Weibo, WeChat, LINEなど)、旅行系ブログ、動画プラットフォーム(YouTube, Douyinなど)を活用したプロモーション実績。SEO/SEM対策、Webサイトの多言語化、コンテンツマーケティングの提案力。
    • オフライン
      現地でのイベント出展、旅行会社との連携、メディアリレーションズ、FAMツアー(視察旅行)の企画・実施など、多様なチャネルを提案できるか。
  • ターゲットに合わせたカスタマイズ
    ターゲットとする国・地域、年齢層、所得層によって最適なプロモーションチャネルは異なります。画一的なプランではなく、自社のターゲットに合わせた最適なカスタマイズ提案ができるかを確認しましょう。
  • クリエイティブ制作能力
    ターゲットの心に響く写真、動画、コピーライティングなど、質の高いクリエイティブを制作できるチームが社内にあるか、あるいは信頼できるパートナーと連携しているかを確認しましょう。

3. データに基づいた分析と改善提案力

感覚的な施策ではなく、データに基づいて効果測定を行い、継続的な改善提案ができるエージェンシーが理想です。

  • KPI設定と効果測定
    具体的なKPI(重要業績評価指標)を設定し、施策の効果を定量的に測定できるか。アクセス解析、SNSエンゲージメント、予約数、売上など、どのようなデータを追跡し、どのようなレポートを提供してくれるのかを確認しましょう。
  • 競合分析と市場調査
    競合他社のインバウンド戦略や市場のトレンドを定期的に分析し、自社の立ち位置を客観的に評価した上で、改善提案ができるか。
  • PDCAサイクルの実行
    施策実施後の分析結果に基づき、次のアクションプランを立案し、改善サイクル(PDCAサイクル)を回してくれるか。単発の施策で終わらず、中長期的な視点でパートナーシップを築けるかどうかが重要です。

4. コミュニケーション能力と対応力

エージェンシーとの円滑なコミュニケーションは、プロジェクト成功に不可欠です。

  • 担当者の専門性と理解力
    自社のビジネスや課題を深く理解しようとする姿勢があるか、そしてインバウンドに関する専門知識を分かりやすく説明できるかを確認しましょう。
  • 迅速かつ丁寧なレスポンス
    質問や要望に対し、迅速かつ的確に返答してくれるか。時差なども考慮し、スムーズな連絡体制が整っているか。
  • 提案の分かりやすさ
    専門用語ばかりでなく、分かりやすい言葉で提案内容を説明し、納得感のあるコミュニケーションができるか。

5. 費用対効果と契約内容の明確さ

予算内で最大限の効果を得るためにも、費用と契約内容の透明性は重要です。

  • 見積もりの内訳の明確さ
    どのようなサービスにどの程度の費用がかかるのか、見積もりの内訳が明確に提示されているかを確認しましょう。不明瞭な項目がないか、追加料金の発生条件なども細かく確認することが大切です。
  • 成功報酬型や柔軟なプラン
    固定費用だけでなく、成果に応じた成功報酬型のプランや、ニーズに合わせた柔軟なプランを提案できるかどうかも確認ポイントです。
  • 契約期間と解除条件
    契約期間は適切か、途中で契約を解除する場合の条件は明確かなど、契約書の内容をしっかりと確認しましょう。

プラットフォーム・戦略立案に必要なサービスを提供する企業

ここからは、今注目したいプラットフォーム・戦略立案に必要なサービスを提供する企業を紹介します。

Airbnb Japan株式会社(宿泊・体験の予約プラットフォーム)

Airbnb Japan株式会社は、世界中で展開されている民泊サービス「Airbnb」の日本法人です。2008年に米国で創業されたAirbnbは、空き部屋や空き家を短期で旅行者に貸し出したい「ホスト」と、ホテル以外のユニークな宿泊体験を求める「ゲスト」を繋ぐオンラインプラットフォームです。
Airbnb Japanは、このプラットフォームを通じて日本国内の多様な宿泊施設(個人宅、アパート、一軒家など)をゲストに提供し、地域ごとの魅力的な「体験」も提供することで、インバウンド観光の新たな形を創出しています。多言語対応はもちろんのこと、日本の法律や文化に合わせたサービス展開を行い、ホスト・ゲスト双方に安心して利用できる環境を整備することで、日本の観光産業の活性化に貢献しています。

強み・ユニークな宿泊施設や体験を提供
・多様な旅のスタイルに対応する柔軟性
・ユーザー同士の交流を促進するコミュニティ
設立年
所在地東京都新宿区西新宿1-14-11
電話番号
URLhttps://www.airbnb.jp/

JTBコミュニケーションデザイン(⼤⼿総合旅⾏会社)

JTBコミュニケーションデザインは、JTBグループの中核を担う「コミュニケーションデザイン事業」を展開する企業です。単なる旅行手配にとどまらず、企業や地域の多様な課題に対し、コミュニケーションの力を活用したソリューションを提供しています。
主な事業領域は多岐にわたり、MICE(ミーティング、インセンティブ旅行、コンベンション、展示会・イベント)の企画・運営、企業のプロモーション、組織開発・人材育成支援、エリアマネジメント、さらには試験・検定運営、電力供給といった新しい分野にも進出しています。
その強みは、長年培ってきたイベント企画・運営のノウハウと、JTBグループのネットワークを活かした全国対応力、そして「人」「企業」「地域」をつなぐ最適なコミュニケーションをデザインする専門性です。顧客のニーズに合わせたオーダーメイドのソリューションで、多様な課題解決に貢献しています。

強み・長年の実績と信頼に基づく旅行企画力
・大規模イベントやMICEの運営ノウハウ
・地域活性化に貢献する広範なネットワーク
設立年1988年(2016年に社名変更)
所在地
電話番号
URLhttps://www.jtbcom.co.jp/

日本旅行(大手総合旅行会社)

日本旅行は、1905年創業の日本で最も歴史のある旅行会社の一つです。個人旅行から団体旅行、ビジネス出張手配まで幅広い旅行商品を提供し、長年にわたり日本の観光を支えてきました。
近年では、単なる旅行手配にとどまらず、「ソリューション企業」への転換を掲げ、地域創生にも注力。観光をきっかけとした関係人口の拡大や、地域経済の活性化を目指し、自治体と連携した事業展開やMICE誘致にも積極的に取り組んでいます。
また、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、オンライン販売の強化や、企業の出張管理システムにCO2排出量可視化機能を追加するなど、新たな時代のニーズに応えるサービスも展開しています。サステナブルツーリズムにも力を入れ、持続可能な社会への貢献を目指しています。

強み・幅広い顧客層に対応する旅行商品ラインナップ
・鉄道に強みを持つ旅行企画力と販売網
・法人向け出張手配から団体旅行まで対応
設立年1949年
所在地〒103-8266東京都中央区日本橋 1-19-1
日本橋ダイヤビルディング12階
電話番号
URLhttps://www.nta.co.jp/

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(観光・インバウンド戦略コンサルティング)

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社は、世界4大会計事務所の一角であるEYのグループファームであり、戦略策定から実行までを一貫して支援する総合コンサルティングサービスを提供しています。特にインバウンド領域においては、データ活用を軸とした観光DX推進や地域活性化支援に強い企業です。
訪日外国人の行動データ分析を通じて、観光地の課題特定やターゲット層のニーズ把握を行い、高付加価値旅行者の誘致戦略、アドベンチャーツーリズム、サステナブルツーリズムなど、多様なツーリズムの推進に向けた戦略策定を支援します。グローバルネットワークと最新のトレンドを捉える知見を活かし、データに基づいた実行可能な施策提案を通じて、日本のインバウンド市場の持続的な成長と地域経済の活性化に貢献しています。

強み・グローバルネットワークを活かした知見
・観光DX推進や地域戦略策定を支援
・データに基づいた戦略立案と実行支援
設立年
所在地〒100-0006
東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー
電話番号03-3503-3500(代表)
URLhttps://www.ey.com/ja_jp/about-us/ey-strategy-and-consulting

株式会社ナイトレイ(位置情報データ分析)

株式会社ナイトレイが提供する「inbound insight」は、訪日外国人の行動をビッグデータで解析し、インバウンド対策を総合的に支援するサービスです。SNS投稿データやGPSデータ、携帯ローミングデータなどを活用し、訪日外国人の訪問スポット、周遊ルート、消費行動、さらには投稿内容から興味関心や感情までを可視化できます。
データに基づいた現状分析から、効果的なプロモーション戦略の立案、具体的な施策の実行、そしてその効果検証までを一気通貫でサポートすることで、効率的かつ成果につながるインバウンド集客を実現します。2022年には「CITY INSIGHT」にサービスが統合され、より広範な人流データ分析が可能になりました。

強み・匿名位置情報データを活用した人流分析
・観光客の行動パターンを可視化
・エリアマーケティングや観光戦略に貢献
設立年2011年
所在地〒150-0036 東京都渋谷区南平台町15-11
南平台野坂ビル 4F
電話番号
URLhttps://nightley.jp/

集客や業務効率化の核となるサービスを提供する企業

続いて集客や業務効率化の核となるサービスを提供する企業を紹介します。

 株式会社mov(⼝コミ・施設情報の⼀括管理)

株式会社movが提供する「口コミコム」は、店舗向け集客一元化プラットフォームです。Google マップをはじめとする国内外の様々な口コミサイト(食べログ、アソビュー、Appleマップ、Yahoo!プレイスなど)に散らばる店舗情報を一括管理し、更新作業の効率化を図ります。
さらに、これらのサイトに投稿された口コミを自動で収集・分析し、AIが口コミの内容や評価を解析して、改善点や強みを可視化できるのも強みです。これにより、店舗は顧客の声を迅速に把握し、サービス改善やMEO(マップ検索エンジン最適化)対策に繋げるられます。インバウンド対応としては、海外媒体を含む多言語での店舗情報管理や口コミ分析にも対応しており、訪日外国人観光客の集客にも貢献します。業務負担を軽減しながら、来店数や売上向上を目指せるDXサービスです。

強み・複数サイトの口コミを一元管理
・施設情報の更新・管理を効率化
・インバウンド集客を支援するSaaSツール
設立年
所在地〒150-0011 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー10F
電話番号
URLhttps://mov.am/

株式会社MATCHA(訪⽇メディアMATCHA、マーケティング⽀援)

株式会社MATCHAは、「日本の価値ある文化が、時代とともに残り続ける世界に。」をビジョンに掲げ、インバウンドに特化したデジタルマーケティング企業です。日本最大級の訪日・在日外国人向け多言語メディア「MATCHA」を運営し、月間330万ユーザー、10言語に対応しています。
企業や自治体のインバウンド課題解決を支援するため、コンテンツ制作、多言語Webサイト制作、デジタル広告運用、SNSマーケティングなど、幅広いサービスを提供。特に、自治体や観光事業者が多言語コンテンツを簡単に作成・発信できるCMS「MATCHA Contents Manager (MCM)」は、地域の情報発信を強力にサポートしています。
独自の海外ネットワークと、データに基づいた戦略立案で、日本のまだ知られていない魅力を世界に発信し、地域創生と持続可能な観光産業の発展に貢献しています。

強み・多言語対応の訪日外国人向けメディア
・日本の魅力を世界に発信するコンテンツ力
・観光事業者向けプロモーション支援
設立年2013年
所在地〒103-0004 東京都中央区東日本橋2丁目24−9 LIT 1F
電話番号
URLhttps://company.matcha-jp.com/

 株式会社Payke(商品情報の多⾔語翻訳表⽰)

株式会社Paykeが提供する「Payke」は、訪日外国人向けのショッピングサポートアプリと、それと連携する多言語商品情報提供プラットフォームです。このサービスは、商品バーコードをスマートフォンでスキャンするだけで、商品情報を7言語(繁体字、簡体字、韓国語、タイ語、ベトナム語、英語、日本語)で自動翻訳し表示します。
これにより、言語の壁なく商品の詳細を理解でき、購入へと繋がりやすくなります。小売店には、アプリと同機能を持つ「Paykeタブレット」が設置されており、外国人観光客が自身で商品情報を確認できるため、店舗スタッフの多言語対応負担を軽減します。また、スキャンデータからは、訪日外国人が「いつ」「どこで」「何を」見ていたかなどの消費行動データを把握でき、企業のインバウンド戦略や商品開発に役立つ情報を提供します。

強み・商品情報の多言語翻訳表示ソリューション
・インバウンド消費を促進するツール
・購買体験を向上させる利便性を提供
設立年2014年
所在地〒108-0073 東京都港区三田三丁目9番11 RandL TAKANAWA GATEWAY 703
電話番号03-6441-2339
URLhttps://payke.co.jp/

tripla株式会社(宿泊予約・管理)

tripla株式会社は、宿泊施設に特化したDXソリューションを提供するIT企業です。2015年設立。宿泊業界の収益最大化を目指し、SaaS型サービスを展開しています。主なサービスには、多言語対応のAIチャットボット「tripla Bot」や、宿泊予約エンジン「tripla Book」があり、旅行者が旅マエから母国語で情報収集し、予約まで完結できる環境を提供しています。これにより、宿泊施設の業務効率化と顧客体験向上に貢献し、国内外の宿泊施設のDXを推進しています。東京証券取引所グロース市場に上場しており、海外展開も積極的に進めています。

強み・宿泊施設の直販予約システムを提供
・予約管理や顧客対応を効率化
・収益最大化を支援するITソリューション
設立年2015年(2017年に社名変更)
所在地東京都新宿区西新宿4-15-3 住友不動産西新宿ビル3号館3階
電話番号
URLhttps://tripla.io/

株式会社wondertrunk &co.(富裕層向けマーケティング、DMC)

株式会社wondertrunk & co.(ワンダートランク アンド カンパニー)は、博報堂DYグループの旅行・インバウンド専門会社として2016年7月に設立されました。「日本の地方を、世界の旅行地に」をミッションに掲げ、まだ知られていない日本の地域の魅力を国内外に発信する「デスティネーション・プロデュース」を手掛けています。
海外のトラベルクリエイターやメディア、旅行会社などとの独自のネットワークを強みとし、外国人旅行者の誘致戦略、広告・PR、旅行商品の開発・販売・手配までを一貫して行います。特に、欧米を中心とした富裕層向けの旅行事業「The Art of Travel」の知見を活かし、高付加価値な旅の企画・提供にも力を入れています。
東京に本社を構え、長崎県五島列島にも拠点を持ち、多様なバックグラウンドを持つ多国籍なチームが、日本の地域創生とインバウンド市場の活性化に貢献しています。

強み・富裕層向けに特化した観光マーケティング
・カスタマイズされた高付加価値な旅を提案
・DMC(Destination Management Company)機能
設立年2016年
所在地〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町3-7 ヒューリック渋谷公園通りビル3F
電話番号
URLhttps://www.jp.wondertrunk.co/

特定分野・ニーズに特化した企業

続いて特定分野・ニーズに特化した企業を紹介します。

株式会社LIFE PEPPER(海外向けWeb制作・SNSマーケティング)

株式会社LIFE PEPPER(ライフペッパー)は、「0 Borders ∞ Values」をミッションに掲げ、日本企業のグローバル展開を支援するデジタルマーケティング企業です。2014年の設立以来、海外デジタルマーケティング事業を主軸に、多岐にわたるサービスを提供しています。
特に強みとしているのは、1,000社以上、30ヶ国以上の海外マーケティング実績と、110万人以上のグローバルコミュニティを活用したデータに基づいた戦略立案です。17ヶ国のネイティブスタッフが在籍し、現地のユーザーに「刺さる」マーケティング施策を実現しています。
BtoB企業のコンバージョン獲得に強く、多言語サイト制作、リスティング広告、SNS広告(LinkedIn、RED、WeChatなど)、SEO対策といったデジタル施策に加え、海外向け動画制作やリサーチ、訪日外国人集客支援も手掛けています。福島県須賀川市や沖縄県那覇市にも支社を持ち、地域と連携しながら、日本の価値を世界に発信するサポートを行っています。

強み・多言語Webサイト制作と海外向けSEO
・各国市場に合わせたSNSマーケティング
・グローバル展開を支援するデジタル施策
設立年2014年
所在地〒104-0045 東京都中央区築地3-1-10 Shinto GINZA EAST 6F
電話番号03-6869-7976
URLhttps://www.lifepepper.co.jp/

株式会社アクティバリューズ(多⾔語AIチャットボット)

株式会社アクティバリューズが提供する「talkappi(トーカッピ)」は、観光・宿泊業界に特化したAI活用の顧客体験プラットフォームです。主要な機能は多言語AIチャットボットで、宿泊施設や観光地の公式ウェブサイト、LINE、Facebook、WeChatなどの様々なチャネルを通じて、訪日外国人を含むユーザーからの問い合わせに24時間自動で対応します。
AIチャットボットは高い自動応答率を誇り、予約・販売機能や、よくある質問(FAQ)ページの自動生成機能も備えています。さらに、生成AI技術(GPT-4oなど)にも対応し、ネイティブ翻訳も可能です。これにより、外国人観光客の利便性向上はもちろん、人手不足に悩む観光・宿泊施設の業務効率化、そして直販率向上に大きく貢献しています。全国1,000施設以上への導入実績があり、利用継続率も非常に高いのが特徴です。

強み・多言語対応のAIチャットボットを提供
・観光客からの問い合わせに自動対応
・顧客満足度向上と業務効率化に貢献
設立年2016年
所在地〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-30-14
電話番号
URLhttps://activalues.com/

BOJ株式会社(欧⽶豪の富裕層特化型DMC)

BOJ株式会社は、「Beauty of Japan」をミッションに掲げ、日本の文化、食、自然、祭り、伝統といった魅力を世界に広め、体験してもらうことを目指す企業です。特に欧米豪の富裕層インバウンドに特化した旅行会社として、高付加価値な旅行体験を提供しています。
訪日外国人向けツアー・アクティビティ予約ポータルサイト「Beauty of Japan」を運営するほか、欧米豪富裕層向けのテーラーメイドツアーの提供、さらには欧米人目線での観光資源発掘や地域商品企画を行うインバウンドコンサルティング事業も展開しています。
世界的な富裕層向けコンソーシアム「Virtuoso」への正式加盟や、東武鉄道との資本業務提携など、国内外のネットワークを活かし、日本のまだ知られていない魅力を世界に発信することで、地域創生にも貢献しています。

強み・欧米豪富裕層に特化したDMCサービス
・高品質なテーラーメイド旅行を企画
・日本の隠れた魅力を紹介する専門性
設立年2014年
所在地〒104-0032 東京都中央区八丁堀3-14-4 八丁堀サード7F
電話番号03-6683-0864 (代表番号)
URLhttps://bojinc.com/

株式会社MILOKU(飲⾷店向けインバウンド⽀援)

株式会社MILOKUは、インバウンド集客に特化したコンサルティング会社です。多言語WEBサイト制作からSEO/MEO対策、OTA(オンライン旅行会社)運用代行、コンテンツマーケティング、SNS運用代行まで、インバウンド集客に必要なあらゆるサービスをワンストップで提供しています。
特に、観光業の現場で培った実践的なノウハウを強みとしており、お客様の事業規模やニーズに合わせた最適な戦略を提案することで、集客効果の最大化を目指します。直近では人気インフルエンサーとの業務提携も発表するなど、多様なアプローチで日本の観光事業を世界に発信するサポートを行っています。

強み・飲食店向けに特化したインバウンド対策
・多言語メニュー作成やSNS集客支援
・外国人観光客の取り込みを促進
設立年2025年
所在地東京都千代田区神田岩本町 CYK神田岩本町 B1F No.20
電話番号
URLhttps://miloku.co.jp/

オペレーションを⽀える補助的サービスを提供する企業

最後にオペレーションを⽀える補助的サービスを提供する企業を紹介します。

ワークシフト・ソリューションズ株式会社(海外⼈材マッチング)

ワークシフト・ソリューションズ株式会社は、世界中のフリーランス人材を活用したインバウンド支援サービスを提供しています。彼らの強みは、「Workshift(ワークシフト)」という日本最大級の海外に強いクラウドソーシングプラットフォームです。
このプラットフォームを通じて、企業は世界210ヶ国、12万人以上の多言語対応可能なフリーランスに、多言語翻訳、海外市場調査、現地のSNSマーケティング、ブログ記事作成、現地アテンドなど、インバウンド集客に必要な様々な業務を直接依頼できます。円決済に対応しており、海外送金の手間も不要なため、日本企業が手軽にグローバルな専門家の知見を活用し、効率的かつ効果的なインバウンド対策を進めることが可能です。

強み・グローバル人材と企業のマッチング支援
・多様なスキルを持つ外国人材を供給
・人材不足解消とダイバーシティ推進に貢献
設立年2013年
所在地〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目9-6
電話番号
URLhttps://workshift-sol.co.jp/

オリックス株式会社(遊び・体験予約)

オリックス株式会社が提供する「MOVE ON」は、企業経営に携わる方々を対象とした情報サイトです。多様な事業を展開するオリックスグループが持つ知見やネットワークを活かし、「企業の決断と挑戦」を後押しするようなコンテンツを発信しています。
具体的には、経営戦略、人材育成、サステナビリティ、地域活性化など、幅広いテーマで事例紹介や専門家へのインタビュー記事などを掲載。特に、中小企業の新規事業や事業承継、DX推進といった、現在のビジネスにおいて重要な課題に対するヒントやソリューションを提供しています。
インバウンドに関しては、オリックスグループ全体としてホテル・旅館運営やレンタカー事業などで深く関わっており、「MOVE ON」でもインバウンド市場の動向分析や、中小企業がインバウンドの好機を捉えるためのポイント、補助金情報なども発信。単なる宣伝媒体ではなく、企業の課題解決に役立つ質の高い情報提供を通じて、読者のビジネス成長を支援することを目指しています。

強み・多様なレジャー・体験プランを提供
・全国各地の施設との幅広い提携
・手軽に予約できるオンラインプラットフォーム
設立年1964年
所在地〒105-5135 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿易センタービル南館
電話番号03-3435-3000
URLhttps://www.orix.co.jp/grp/

専門エージェンシーに依頼する際のよくある質問

最後に専門エージェンシーに依頼する際のよくある質問をまとめましたので、参考にしてください。

Q1. 依頼コストはどのくらい?

A1. 依頼コストは、エージェンシーの規模、提供されるサービス内容、契約期間、目標とする成果などによって大きく変動します。

  • 初期費用
    十万円〜数百万円程度が一般的です。これは戦略立案、市場調査、Webサイトやプロモーション素材の制作費用などが含まれることが多いです。
  • 月額費用
    数十万円〜数百万円程度が目安です。運用代行、広告費、効果測定・レポート作成などが含まれます。成果報酬型や、プロジェクト単位での費用設定もあります。
  • 費用に影響する主な要素
    • ターゲットとする国・地域の数
      多言語対応が増えるほど費用は高くなります。
    • プロモーションチャネルの多様性
      Webサイト、SNS、広告、現地メディア連携など、多岐にわたるほど費用はかかります。
    • 成果目標の規模
      大規模な成果を目指すほど、投下するリソースが増えるため費用も上がります。

まずは自社の予算を明確にし、複数のエージェンシーから見積もりを取り、サービス内容と費用の内訳を詳細に比較検討することが重要です。

Q2. 多言語対応って何カ国語あればいい?

A2. 多言語対応の最適な数は、ターゲットとする国・地域と、提供する商品・サービスの性質によって異なります。

  • 最低限は英語
    世界共通語である英語は必須です。英語圏以外の旅行者でも、英語を理解する層は非常に多いため、まず英語での情報提供を徹底しましょう。
  • 次に多い旅行者の言語
    日本への訪日旅行者が多い国・地域(中国、韓国、台湾、タイ、アメリカなど)の言語に対応するのが効果的です。特に中国語(簡体字・繁体字)、韓国語は必須となるケースが多いです。
  • 富裕層向け戦略
    特定の国の富裕層をターゲットにする場合は、その国の言語に対応することで、より質の高い顧客体験を提供できます。
  • サービス内容による判断
    飲食店であればメニューの多言語化、宿泊施設であれば予約サイトの多言語化など、サービス提供に直結する部分から優先的に対応するのが現実的です。

エージェンシーは、訪日データや市場トレンドに基づき、貴社のターゲットに合わせた最適な言語戦略を提案してくれます。全てを一度に網羅するのではなく、段階的に対応言語を増やしていくのも良い方法です。

Q3. 成果が出るまでの期間は?

A3. 成果が出るまでの期間は、施策の内容、市場環境、競合状況、そして設定する「成果」の定義によって大きく異なります。

  • 短期的な成果(数週間〜数ヶ月)
    • SNSでのエンゲージメント向上
    • Webサイトへのアクセス数増加
    • 特定のプロモーションによる問い合わせ数の増加
    • リスティング広告など即効性のある施策であれば、比較的早く効果が見え始めることがあります。
  • 中期的な成果(3ヶ月〜半年)
    • 特定のプロモーションからの予約・売上増加
    • MEO/SEO対策による検索順位の向上
    • SNSフォロワー数の着実な増加
  • 長期的な成果(半年〜1年以上)
    • ブランド認知度の確立
    • リピーターの増加
    • 安定的な収益基盤の構築
    • 口コミによる自然な集客増加

インバウンド集客は、ブランド認知から実際の誘致、そしてリピートに繋げるまで時間がかかる戦略的な取り組みです。エージェンシーと綿密に目標設定を行い、短期・中期・長期それぞれのフェーズでどのような成果を目指すのか、共通認識を持つことが重要です。

Q4. 助成金・補助金は使える?

A4. はい、インバウンド集客に関する事業には、国や地方自治体が提供する様々な助成金・補助金が活用できる可能性があります。

  • 国の補助金
    経済産業省の「事業再構築補助金」や、観光庁の「高付加価値旅行者の誘致に向けた地方における滞在コンテンツ造成事業」など、インバウンド関連の施策を支援する補助金が定期的に募集されています。
  • 地方自治体の補助金
    各都道府県や市区町村も、地域の観光活性化やインバウンド誘致を目的とした独自の補助金制度を設けている場合があります。例えば、多言語対応のWebサイト制作や、外国人観光客向けの体験プログラム開発などが対象となることがあります。
  • 補助金活用のポイント
    • 公募期間の確認
      補助金にはそれぞれ公募期間があり、申請できる期間が限られています。
    • 対象事業の確認
      自社の事業が補助金の対象となるか、事前に募集要項をよく確認する必要があります。
    • 採択要件の確認
      補助金の種類によっては、事業計画の具体性や地域への貢献度など、厳しい採択要件が定められていることがあります。
    • 専門家への相談
      補助金申請には専門的な知識や書類作成能力が求められるため、エージェンシーや中小企業診断士などの専門家に相談することも有効です。

インバウンド集客は“戦略的パートナー選び”が鍵

インバウンド市場の急速な変化と多様化する旅行者のニーズに対応するには、もはや単なる広告出稿だけでは不十分です。成功の鍵を握るのは、データに基づいた戦略立案と、ターゲットに響く多角的なアプローチ。これらは、インバウンドに特化した専門エージェンシーでなければ提供できません。
言語や文化の壁、最新のトレンド、複雑な法規制など、自社だけで全てを網羅し、効果的な施策を展開するのは非常に困難です。専門エージェンシーは、豊富な実績と専門知識を活かし、最適なプロモーションチャネルの選定から、効果測定、そして継続的な改善提案まで、一貫して貴社をサポートします。
適切なエージェンシーは、単なる外注先ではなく、共に成長を目指す戦略的パートナーです。費用対効果を最大化し、持続的なインバウンド集客を実現するためにも、ぜひ専門エージェンシーへの依頼を検討してみてください。

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私たち、インバウンドマーケティングジャパンは、
訪日外国人観光客の集客支援に”とんでもなく”特化。

多言語対応のMEOやGoogle広告を活用したデジタルマーケティングの知見を生かし、訪日客の集客や来店促進、海外向けSNSの構築・運用、店舗のインバウンド対応まで、総合的な支援サービスを行っています。
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  • 各種プラットフォームをデータに基づき最適化し、認知度向上から来店促進まで具体的な成果を実現。
  • 東京・大阪をはじめ全国のインバウンド需要を活用し、日本人リピーターも含むハイブリッド戦略を提案。
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