無料相談・資料請求

Scroll to Top

MEDIA インバウンドマーケティング総合研究所

訪日客向け英語LPの作り方|予約につながる構成・CTA・掲載情報を解説

SNSでシェアされた、旅行メディアにも掲載された、アクセス数も悪くない。でも問い合わせフォームには何も届いていない。そういう状況に心当たりはないでしょうか。
原因の多くは、集客施策ではなく英語LP側にあります。料金が見当たらない、キャンセルポリシーが書かれていない、体験の流れが想像できない。英語圏の旅行者は、こうした「小さな不明点」を解消できないページから、思っている以上に早く離脱します。

この記事では、予約につながる英語LPの構成と、各パートで押さえておきたいポイントを解説します。

1分でわかるこの記事のポイント

  • 流入があっても予約につながらない原因は、たいていLP側にある
  • ファーストビューで「何を・誰に・どこで」が伝わっていないページは、すぐ離脱される
  • 料金とキャンセルポリシーの不明示が、英語圏ユーザーの離脱原因として特に多い
  • 写真は「きれいなもの」より「人が写っているもの」が予約率に効く
  • 広告費を増やす前に、まずLPを直す

旅行者がLPで何をしているか、想像してみる

欧米からの旅行者が日本の宿泊施設や飲食店を予約しようとするとき、たいていスマートフォンで複数のページを同時に開きながら比較しています。Googleで見つけたページを開く、5秒でざっと見て料金が見当たらない、次の候補に移る。このサイクルが、思っている以上の速度で起きています。

「問い合わせれば料金を案内します」という運用は、日本語圏では通じても、英語圏の旅行者には「調べる手間を要求されている」と映ります。キャンセルポリシーが書かれていないページは、そもそも予約フォームまでたどり着いてもらえないことも。サービスの内容や当日の流れがどこにも書かれていないページは、「なんとなく不安なので別のところにする」という理由でそっと閉じられて終わるでしょう。

こうした離脱のほとんどは、集客力やサービス品質とは関係ありません。ページに来てから予約に至るまでの情報設計の問題です。
SNSや旅行メディアで関心を持ってページに来た段階では、すでに購買意欲は一定以上あります。その意欲を予約につなげられるかどうか。英語LPに問われているのは、まさにそこです。

英語LPの基本構成

ファーストビュー:何を・誰に・どこで、を3秒で伝える

必要な要素は3つです。

  • 何を提供しているか…サービス・体験の種類
  • どこか…ロケーション情報
  • 誰のためか…対象となる旅行者像

この3点をビジュアルとコピーで端的に伝えることが、まず取り組みたい部分です。なかでもキャッチコピーの言葉選びは、第一印象を大きく左右します。

キャッチコピーは「日本語の直訳」では機能しないことがほとんどです。
「Authentic Japanese Experience」のような汎用フレーズも、差別化には貢献しません。自分のサービスにしか言えないことを、具体的に一文で表現することが重要です。
「Sleep in a 150-year-old farmhouse in the Japanese Alps」「Private sushi lesson with a third-generation chef in Osaka」といった形で、固有性のある説明を置くほうが、誰に向けたページかが明確になります。

体験・サービス内容:読み手の「想像を助ける」記述を

英語圏のユーザーが日本のサービスを予約する際の不安の一つは、「実際に何が起きるかわからない」という点です。食事の提供スタイルや体験の手順など、日本人にとっては当然のことでも、初めて来日する旅行者には想像がつかないことが少なくありません。

具体的に有効なのは、① 料金・所要時間・含まれるサービスといった基本情報の一覧、② 申し込みから当日の流れをタイムライン形式で示す体験のスケジュール、そして ③ 立地・素材・職人の背景など「なぜここが良いか」を示すディテールの3点です。

形容詞の羅列よりも、具体的な事実を積み重ねるほうが信頼につながります。言い換えると、次のような違いです。


✕ A luxurious and relaxing stay in a traditional Japanese inn
◯ Sleep in a 150-year-old farmhouse in the Japanese Alps

✕ Enjoy authentic Japanese food
◯ 10-seat counter restaurant. One sitting per night. No menus — the chef decides based on the season


読み手の中に映像が生まれる書き方が、「行ってみたい」「予約したい」という気持ちを引き出します。

料金・予約条件:あいまいさが離脱を生む

料金の明示は、英語LPで最も見落とされやすい要素の一つです。「Please inquire for pricing」という表記は、多くのユーザーにとって問い合わせコストに映り、その時点でページを閉じる判断につながりがちです。

料金の掲載が難しい場合でも、「Starting from ¥12,000 per person」のような最低価格の提示、または料金に影響する変数(人数・季節・プランの種類など)を明示したうえで「Contact us for a quote」に誘導する構成が現実的でしょう。

キャンセルポリシーも、英語圏のユーザーが予約前に必ず確認する項目です。特に高単価のサービスや宿泊を伴うプランでは、キャンセル条件が不明確なままだと予約に踏み切りにくくなります。シンプルな英語でわかりやすく掲載することが、むしろ信頼感につながるのではないでしょうか。

アクセス・ロケーション情報:「行けるかどうか」がわかるか

訪日旅行者にとってアクセス情報は、予約を決める前に確認する実務的な情報です。最寄り駅からの所要時間と交通手段、車利用の場合は駐車場の有無、タクシーを使う場合の目安料金など、具体的に書いておくことが欠かせません。
Googleマップの埋め込みは必須に近い要素でしょう。ただし埋め込みだけでは「どの出口から」「何分歩くか」がわからないため、テキストでの補足もセットで設けておくと安心です。

英語表記では、住所の書き方を日本式(〒→都道府県→市区町村)ではなく英語圏の読み方に合わせた順序(番地→通り→市区→都道府県→Japan)に変換しておくと、地図アプリで検索する際の混乱を防げます。
アクセス説明のテキストも、箇条書きで簡潔にまとめるのが効果的です。たとえば次のような形が参考になるでしょう。


From Kyoto Station: Take the Kintetsu Line to Tofukuji (4 min), then 8 min on foot

By taxi from Kyoto Station: approx. ¥1,200–1,500 (10 min)

By car: Free parking available for up to 5 vehicles


「駅から徒歩8分」という情報でも、どの路線のどの駅かが明示されていないと、旅行者には使えない情報になってしまいます。

写真・ビジュアル:何を写すかの優先順位

写真の質がLPの印象の大部分を決めます。ただし「きれいな写真があればいい」という話ではなく、何を撮るかの優先順位を意識しておきたいところです。
一般に、空間や料理単体の写真よりも、人が写っている写真のほうが体験への想像を促しやすいとされています。スタッフが対応している場面、ゲストが楽しんでいる場面など、「自分がここに来たらこうなる」というイメージを助けるビジュアルが、購買意欲と結びつきやすいでしょう。

また、ターゲット市場の旅行者像に近い人物が写っていると、「自分向けのサービスだ」という印象を与えやすくなります。欧米向けに訴求したいのに、写真に日本人観光客しか登場しないページは、ターゲットへのリーチ効率が落ちがちです。

CTAの設計:ボタンの文言が予約率を左右する

実務的な目安として、CTAはファーストビュー・コンテンツセクションの末尾・ページ下部の最低3か所に設けることが基本とされています。スクロール量の増えたモバイル閲覧では、CTAへのアクセスしやすさが直接CV率に影響するでしょう。

ボタンのテキストは「Click Here」「Submit」のような汎用表現を避け、アクションの内容と得られるものを具体的に書きます。よくある表現と、より機能しやすい代替案を並べると次のようになります。

避けたい表現より機能しやすい代替
Book NowReserve Your Spot for [Date]
Contact UsGet a Free Quote in 24 Hours
Click HereCheck Availability
SubmitSend My Request

「次に何が起きるか」が想像できる言葉にするだけで、クリックへの心理的な敷居が下がります。

予約フォームへの導線では、入力項目を必要最小限に絞ることも重要です。一般に、最初の問い合わせでは入力項目を絞るほど完了率が上がる傾向があります。氏名・メールアドレス・希望日程・人数程度を目安に、最初のコンタクトに不要な項目は後のやり取りに回す設計が現実的でしょう。

よくある「予約を遠ざける」ページの特徴

実務上よく見かける問題を整理しておきます。

英語として読みにくい文章

機械翻訳をそのまま掲載しているケースでは、文法や表現が自然でなく、それ自体が信頼感を損ないます。プロの翻訳か、ネイティブスピーカーによるチェックを経ていることが理想でしょう。

スマートフォン非対応のレイアウト

訪日旅行者の多くはスマートフォンで旅行情報を調べます。※
PC向けに最適化されたページをモバイルで閲覧すると、テキストが小さすぎる・ボタンが押しにくい・写真の比率が崩れるといった問題が起きやすく、離脱の直接的な原因になりがちです。

※観光庁「訪日外国人消費動向調査」では、日本滞在中に役立った旅行情報源としてスマートフォンを挙げた訪日外国人の割合が約7割に上ることが示されています(2017年調査)
最新データは観光庁 インバウンド消費動向調査を参照してください。

レスポンスの遅さ

問い合わせフォームを設置していても、返信に数日かかる運用では、旅行者の検討サイクルに合いません。英語での問い合わせには、日本語の問い合わせと同等のレスポンス体制を整えておくことが必要です。

SNSやOTAとの情報の不一致

GoogleマップやTripAdvisor、Booking.comなどに掲載している情報と英語LPの内容(料金・営業時間・メニューなど)が異なると、ユーザーの信頼感が下がります。情報の更新はLPと外部媒体を同時に行うのが基本でしょう。

まとめ

英語LPで予約率を上げるために必要なのは、特別なテクニックではなく、「旅行者が予約を決めるまでに何を確認したいか」への正確な対応です。
ファーストビューで何を提供しているかを伝え、体験内容・料金・アクセスを過不足なく掲載し、CTAへの導線を整える。こうした基本を丁寧に実装しているLPと、そうでないLPとでは、同じトラフィックから生まれる予約数に大きな差が出てくるでしょう。
英語LPの改善は、広告費の増額より先に着手できる施策です。今すでに流入があるのに予約に結びついていないと感じるなら、まずLPの構成を点検するところから始めてみてください。

関連記事:【2026年3月インバウンド動向】訪日客数362万人で3月過去最高を更新——桜需要が牽引、中国市場は急減が続く


英語LPの制作・改善のご相談はIMJへ

英語LPの構成設計から、翻訳品質のチェック、予約導線の改善まで、インバウンドマーケティングジャパンではトータルでサポートしています。

  • 英語LPへの流入はあるが、問い合わせ・予約につながっていない
  • 英語LPを作ったが、翻訳の品質や情報の過不足が気になる
  • 欧米豪の旅行者向けに、一から訴求設計を見直したい

こんな課題をお持ちの方は、まず現状のLPを見せていただくだけでも構いません。お気軽にご連絡ください。

インバウンド対策は我々にお任せください!

私たち、インバウンドマーケティングジャパンは、
訪日外国人観光客の集客支援に”とんでもなく”特化。

多言語対応のMEOやGoogle広告を活用したデジタルマーケティングの知見を生かし、訪日客の集客や来店促進、海外向けSNSの構築・運用、店舗のインバウンド対応まで、総合的な支援サービスを行っています。
「対策を進めたいが、どこから手をつけていいか分からない」とお困りですか?当社では、企業や店舗様の課題と目標に合わせた最適なプランをご提案いたします。無料での相談も受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

  • 多言語Google広告(英語・中国語・韓国語)
  • 訪日インバウンドMEO対策の決定版「KURUYO for MEO」のご提供
  • 多言語SNS運用・広告(Instagram・TikTok)
  • 中国向けSNS・OTA運用(RED・大衆点評・Douyin)
  • KOL/KOC(在日含む)インフルエンサー運用
  • 多言語公式ホームページ構築
  • 訪日インバウンドコンサルティング
  • LINE構築による日本人リピート施策
  • 人材採用もIMJが一気通貫で支援
無料相談お問い合わせ

この記事をシェアする

  • LINE
  • X
  • facebook
一覧へ